イソシアネートはいくらでも新しい種類が開発できて、ゴムからプラスチック、液体のままでも便利に使えて新製品を作るのに便利ですから、近年は身の周りにあふれています。こんなものまでと驚くばかりです。
農薬の害が実感されるのに、農薬自体の毒性からはそれほど危険でないと許可されていますが、意外にもほとんどの農薬製品もイソシアネートで利用性能を高める加工をしていることにも気づきました。農薬の症状だと思ったものが、イソシアネートによる症状だという可能性さえあります。
私たちの会ではイソシアネーの診療について早くから臨床研究して専門知識のある医療機関とも連携して、皆も健康を守ろうと具体的な活動をしてきました。イソシアネートの影響について配布したパンフレットも3種ありました。時が経つにつれて、その利用製品も種類が増えて、また国際的な取り組みや分析方法に関する情報も必要性も変わってきています。
皆さんと一緒に、変化する時代に遅れないように、調査研究を続けましょう。ご協力をお願いします。
2019年3月31日 津谷 裕子
【組織名】
特定非営利活動法人化学物質による大気汚染から健康を守る会
【主たる事業所の所在地】
東京都千代田区九段南3丁目4番5号
フタバ九段ビル3階
【代表者氏名】
内田 義之(うちだ よしゆき)
【設立認証年月日】
2010年1月15日
【目的】
この法人は、化学物質による大気汚染(大気汚染を含む、以下同じ)とそれが市民にあたえる健康影響に対する調査・研究及び,大気汚染防止のための知識・技術の向上及び普及に関する事業等を行い、もって市民の健康保持並びに人間を取り巻く大気環境の改善に寄与することを目的とする。
【法人番号】
2010005014744
【令和4年度の事業計画】
大気中化学物質の近年の変化が健康に及ぼす影響を調べ、市民の健康保持に役立つ情報を発信して広く啓発することを目的とする。調査の方法としては、国際的並びに国内の研究並びに工業的文献史料を網羅して調査し、実際の大気及び製品から蒸散する空気を所有の各種分析機及び顕微鏡、粉塵測定器を併用して把握し、健康状態との関連を提携病院受信状況並びに提携市民情報等で把握するとともに、汚染空気と体調変動との関係について簡易バイタル測定器と分析・計測器との併用等によって確かめる。それらの調査結果はWeb、セミナー、活動報告書などで広く知らせ、また調査結果理解のために化学物質と医学についての基礎的啓発資料も作成し広く発信する。さらに具体的相談も受け付けて現症の理解を助ける。事業は実費徴収で体制を確保する。それらの事業内容を強化するために、関係ある研究者との連携強化を図る。これらの活動で、子供の健全な育成と人権を擁護、消費者の保護、社会教育の推進などへの寄与をめざす。